阿部寛、岡田准一に「役者魂見せようと…」震えながら熱演

関連 :
夢枕獏によるベストセラー「神々の山嶺」を映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』のブルーレイ&DVDの音声特典であるオーディオ・コメンタリーの収録に岡田准一、阿部寛が参加し、その一部が公開された。
【関連】岡田准一「泣いてもいいですか?」、阿部寛からの感謝に照れる
本作は、前人未到の挑戦に臨む、男たちを描いたドラマ。ヒマラヤ山脈を望むカトマンドゥで、山岳カメラマンの深町誠は、1台の古いカメラに出会った。そのカメラは、イギリスの登山家ジョージ・マロリーが1924年にエベレスト初登頂に成功したのか否かという、登山史上最大の謎を解く可能性を秘めていた。カメラの過去を追うことになった深町は、天才クライマーと呼ばれながらも孤立した伝説の登山家・羽生丈二と出会う。深町は羽生を調べていくうちに、彼の生きざまに圧倒される。
オーディオ・コメンタリーで阿部は、「雪山の氷壁を登るシーンは、クランクインの1ヵ月前から練習して、マイナス20℃の冷蔵庫の中で撮影したんだよね」と明かす。それを受けて岡田は「阿部さんは、冷蔵庫の中から一回も外に出なかった。僕は耐えられなくて、何回か外に出ましたけど」と絶賛すると、阿部は「すごかっただろ? 岡田に役者魂を見せようと思って、震えながら演じました」と笑い、阿部と岡田の仲の良さを感じさせる和やかなやり取りを見せた。
また、岡田は、本作に出演したことで山に魅了されたようで、「また登りたいな~。エヴェレストの近くに『メラピーク』という標高6000M級の山があって、阿部さんを誘ってるんですけど…」と阿部に語りかけると、阿部は「行きません」と即答。「岡田の登頂話が聞ければそれでいい。岡田もいつか、エヴェレストの登頂に成功しそうだな~」と口にした。
『エヴェレスト 神々の山嶺』ブルーレイ(豪華版は6800円・税抜、通常版は4800円・税抜)、DVD(豪華版は5800円・税抜、通常版は3800円・税抜)は9月9日発売。