『アロー』他DCドラマの中から“カミングアウト”キャラ登場 製作陣が計画を明かす

DCコミックスの人気ヒーロー達の活躍を描く米CW局の4本柱『ARROW/アロー』、『THE FLASH/フラッシュ』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、そして『レジェンド・オブ・トゥモロー』。これらのドラマに登場するキャラクターが、話中で同性愛をカミングアウトすることが明らかになった。
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Entertainment Weeklyによると、これら4ドラマの全てで製作総指揮を務めるアンドリュー・クライスバーグが、全米テレビ批評家協会の夏のプレスツアーで計画を明かしたという。「これらのドラマに登場するキャラクターの1人が、自分のセクシュアリティを追求してカミングアウトすることになります」と語ったそうだ。クライスバーグ氏はどのドラマのどのキャラクターであるかは言及を控えたとのことで、性別も分かっていない。
もう1人の製作総指揮グレッグ・バーランティは、「重要なキャラクターであるのは確かだ」と語り、現時点で明かさない理由を「先走りせずに視聴者にキャラクター形成を楽しんでもらいたいから」と説明している。
どのメジャーなキャラクターがカミングアウトするかは、10月に放送される新シーズンを待つのみ。CW局ではデジタルコンテンツ配信サービス「CW Seed」にて、ゲイを公言しているDCヒーローの活躍を描くアニメ『Freedom Fighters: The Ray(原題)』の制作を決めており、同キャラクターの実写版が『ARROW/アロー』に登場する可能性も浮上している。