レディー・ガガ、『スタア誕生』リメイク版で映画初主演 オリジナル曲も手掛ける

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映画『世界にひとつのプレイブック』や『アメリカン・スナイバー』などのアカデミー賞ノミネート俳優ブラッドリー・クーパーが実現を切実に願っていた『スタア誕生』のリメイクに、米ワーナー・ブラザースがゴーサインを出したと、Deadlineなどが伝えた。ブラッドは同作で監督デビューを果たし、歌手レディー・ガガが長編映画で初めての主演を務める。
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4度目のリメイクとなる『スタア誕生』。オリジナル版は1932年の『栄光のハリウッド』といわれ、インスパイアされ1937年にジャネット・ゲイナーとフレデリック・マーチで製作。1954年にジュディ・ガーランドとジェームズ・メイスンでリメイクされ、1976年にはバーブラ・ストライサンドとクリス・クリストファーソンで再びリメイクされた(『スター誕生』)。スター街道を登り詰めていく女性歌手と、逆に落ちぶれていく彼女の夫でありメンターの男性スターの対比を描く。
女性歌手の役は当初ビヨンセが興味を示していたが、ビヨンセの起用が白紙になり、レディー・ガガが交渉に入ったと伝えられていた。レディー・ガガは主演を務めると共に、同作のためにオリジナル曲を書き下ろすという。
『アメリカン・スナイパー』を撮影していた頃に『スタア誕生』リメイクを監督することを意識し出したというブラッドリーは、監督の他、レディー・ガガの相手役とプロデューサー業を兼任する。また、映画『一枚のめぐり遇い』(12)のウィル・フェッターズと共に、脚本を練っているとのことだ。
リメイク版『スタア誕生』の全米公開時期は未定。撮影は来年初旬にカリフォルニア州で始まる予定。