1980年代カルト映画『ロストボーイ』、TVドラマ化企画が浮上

キーファー・サザーランドやコリー・フェルドマン、コリー・ハイムなど、1980年代の人気若手俳優達が出演し、カルト的人気を博したヴァンパイア映画『ロストボーイ』が、テレビドラマとなって帰ってくるかもしれない。米CW局で企画が始動しているとDeadlineが伝えた。
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ジョエル・シューマカー監督がメガホンを取った1987年製作『ロストボーイ』は、カリフォルニア州の海辺の町を舞台に、アリゾナから越してきた兄弟マイケルとサムが、町に潜むヴァンパイアと対立するというストーリー。マイケルが知らぬ間に吸血鬼化し始めたことから、マイケルを人間に戻すべくサムが新しい仲間と吸血鬼退治に乗り出すが…。
CW局では2009年に始まった人気海外ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』がシーズン8をもって終了することから、その後釜に『ロストボーイ』ドラマ版を考えているという。人気海外ドラマ『ヴェロニカ・マーズ』の企画・製作総指揮を務めたロブ・トーマスがワーナー・ブラザース・テレビジョンと共に、陣頭指揮をとるとのことだ。トーマスは脚本も担当し、アンソロジー・スタイルで7シーズンのドラマ化を構想。シーズンごとに10年間、7シーズンで70年間の歳月を描く考えがあるそうだ。
1967年のサンフランシスコで始まるシーズン1を始め、登場人物や設定、主人公、ストーリーは変わっていくが、ヴァンパイア集団“ロストボーイ”だけは年を取らず同じまま。「不死身」とは何かを掘り下げていくという。