クリストファー・ノーラン最新作『ダンケルク』公開決定! 実話原作に初挑戦

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『ダークナイト』シリーズや『インセプション』『インターステラー』とヒット作を手掛け続けてきたクリストファー・ノーラン監督が、初の実話の映画化に挑む最新作『ダンケルク』の日本公開が2017年に決定した。
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本作は、第二次世界大戦中の1940年5月26日から9日間、860隻の船舶で、イギリス軍、フランス軍の兵士約30万人以上もの命を救った、史上最大の救出作戦「ダンケルク作戦」を描くスペクタクル・サスペンス大作。撮影は今年5月23日から開始し舞台となったフランスのダンケルクを皮切りに、オランダ、イギリス、そしてアメリカで行われた。
キャスト陣には『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント 蘇えりし者』で圧倒的な存在感を見せつけたトム・ハーディ、『ブリッジ・オブ・スパイ』でオスカー助演男優賞に輝いたマーク・ライアンス、演技だけではなく監督としても評価の高い名優ケネス・ブラナー、ノーラン作品常連の個性派キリアン・マーフィーらが出演と、個性派が名を連ねている。さらに人気イグループ、ワン・ダイレクションとして活躍していたハリー・スタイルズが自らオーディションで映画初出演を果たしている。
クリエイティブ・チームには、撮影にホイテ・ヴァン・ホイテマ、美術にネイサン・クローリー、編集に『インターステラー』に続いての参加となるリー・スミス、衣装に『インセプション』以来のタッグとなるジェフリー・ガーランド、そして視覚効果監修に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアンドリュー・ジャクソンが担当と、精鋭たちが顔を揃えている。
出演のマーク・ライランスは、「これまでになかった展開の素晴らしい映画になる。いきなり観客を戦争のド真ん中へ連れて行く」とEmpire誌でコメント。どのような映像とストーリー展開で観客を“ノーラン・ワールド”へといざなうのか、期待が高まる。