100歳の女性が高校卒業！誕生会で卒業式サプライズ
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米国・マサチューセッツ在住の100歳の女性が、80年の時を経て高校を卒業した。地元メディアWCVBによると、その女性クレア・ピチュートが高校に入学した時、世は大恐慌の最中。その後両親は彼女に学校をやめ、働く様に頼んだという。一方で彼女の兄弟は学業を継続することが許された。
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「良いとは思わなかったわ。女性だって教育を受けるべきですもの」とクレアは語る。学校に行く代わりに、彼女は週6ドルでカーテンの縫製の仕事を始め、一方で辞書や百科事典で自主学習に励んだという。「難解な言葉を見つけては意味を調べました。そしてできるだけ正しく話す様に心がけました」とクレア。
彼女の100歳の誕生日にあたり、娘のデボラ・ピチュートは母親に卒業式に出席してほしいと思っていたとABCNewsに明かした。「母は数多くの卒業式に出席してきました。私の高校、大学、そして大学院や、孫のも含めればもっとたくさん。でも彼女は一度も自分の卒業式に出たことがない。だからその機会を作りたくて」とデボラ。
誕生日会のビンゴの最中に、デボラは卒業生用のガウンと帽子、金のタッセルをプレゼント。さらに地元高校のノースレディングパブリックハイスクールの最高責任者ジョン・バーナードが高校の名誉卒業証書を持って登場した。バーナードは「彼女の人生経験によりこの証書を獲得したのだと思う、と彼女に告げました」「クレアはとてもはっきりと話をして、頭の回転が早く、前向きな女性。我々が目指すものを真に代表している様な存在だ」と語った。
