『君の名は。』公開から5週連続V、興収111億円超え!

9月24~25日の全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』が、8月26日の公開から5週連続でランキングトップに輝いた。累計動員数は850万人、興行収入は111億円を突破と勢いはまだまだ続いている。
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9月23日の段階で興収100億を突破し、スタジオジブリによる宮崎駿監督作品以外では初の快挙と報じられたが、この週末も土日2日間で63万7000人、興収8億6000万円と高い数字を記録。2016年に公開された作品の中でも、すでにダントツのトップ。このままどこまで数字を伸ばすか注目が集まる。
クリント・イーストウッド監督が、トム・ハンクス&アーロン・エッカートを起用し、2009年1月にニューヨークで起きた飛行機事故を映画化した『ハドソン川の奇跡』は初週土日動員17万3000人、興収2億2500万円で初登場2位を記録。イーストウッド監督の前作『アメリカン・スナイパー』は初週土日動員が24万9000人、興収3億3300万というスタートだっただけに、やや物足りない数字か。
同じく初登場で4位にランクインしたのが『闇金ウシジマくん Part3』。『Part2』が5位、第1弾が10位という初週成績だっただけに、過去作以上の好スタートを切った。また7位には、堤幸彦監督と中村勘九郎という異色の組み合わせで贈る時代劇『真田十勇士』が初登場ランクイン。
その他、先週全国120館での公開ながら、初週土日動員20万7000人、興収2億8000万円を記録したアニメーション『映画「聲の形」』(松竹)は順位を1つ落としたものの、3位と好位置をキープしている。