アンジェリーナ・ジョリー、実在の女性軍人描く映画に出演交渉中

俳優ブラッド・ピットとの離婚騒動でメディアを賑わしている女優アンジェリーナ・ジョリーが、アフガニスタン紛争に従事した女性兵士の体験に基づく映画『Shoot Like a Girl(原題)』の出演交渉に入ったという。The WrapやVarietyなどの海外メディアが伝えた。
【関連】「アンジェリーナ・ジョリー」人物ギャラリー
『Shoot Like a Girl』はアフガニスタンに3度遠征した空軍少佐のメアリー・ジェニングス・へガー(Mary Jennings Hegar)の回顧録で、2017年3月に刊行予定の『Shoot Like a Girl:One Woman’s Dramatic Fight in Afghanistan and on the Home Front(原題)』をベースにする。メアリーはアフガニスタンの激戦地にヘリコプター・パイロットとして赴き、米兵の捜査救助任務を遂行。帰国後、女性兵士の戦闘参加を認めない方針を覆すことに貢献したという人物だ。アンジェリーナはメアリー役で出演を検討しているという。
米トライスター・ピクチャーズが映画化を進めており、新進気鋭のフランク・ボールドウィンが脚本を執筆。現在、監督捜しが始まっているとのことだ。
アンジェリーナはブラッドと共演し、自らペンとメガホンを取った『白い帽子の女』(16)の後、ドリームワークスのアニメ『カンフー・パンダ』シリーズの第3弾にボイスキャストとして参加した。イギリスのミステリー作家アガサ・クリスティ原作で過去にも映画化された『オリエント急行殺人事件』(74)の再映画化でも出演交渉に入ったと伝えられたが、同作では契約に至らなかった。