グリーン・デイ、名盤『アメリカン・イディオット』を題材にした映画企画が進行中

アメリカの人気パンクロックバンド「グリーン・デイ」が2004年に発表したアルバム『アメリカン・イディオット』にインスパイアされた映画の制作が進行しているそうだ。バンドのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロングが、音楽雑誌「NME」とのインタビューで明かした。
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全米・全英チャートで1位を獲得した大ヒット名盤『アメリカン・イディオット』。同名タイトルのブロードウェイ・ミュージカルが制作され、2010年から2011年に上演されたが、2011年にはトム・ハンクスのプロデュースで映画化されるという話が伝えられていた。
現在もトムが制作に関わる予定であるかは不明。ビリー・ジョーは映画化を肯定し、「そうなる予定だよ。HBOからゴーサインが出たんだ。脚本が数回書き直しになっているから、正確にいつ撮影を始めるかは分からないけど、今は確実に万事オーケーの状態だよ」と、HBOのもとで映画化が進んでいると断言した。
ミュージカル版は、3人の不満を抱えた若者が都会で人生の意味を探る姿を描き、ビリー・ジョーが主要キャラクターの1人ジョニーと関係のある麻薬の売人セント・ジミー役で出演した。このセント・ジミーは映画版にも登場し、ビリー・ジョーが引き続き演じる予定とのことだ。