三池崇史監督『藁の楯 わらのたて』、ハリウッド版リメイクが本格始動

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三池崇史監督がメガホンを取った木内一裕原作の映画『藁の楯 わらのたて』(13)。2015年にハリウッドでリメイクされることが発表されたが、映画『LUCY/ルーシー』や『トランスポーター』シリーズのリュック・ベッソン監督率いる製作会社ヨーロッパ・コープの参加が決まった。
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漫画『ビーパップ・ハイスクール』のきうちかずひろが本名で発表した小説家デビュー作『藁の楯 わらのたて』。孫娘を殺された大富豪によって10億円の懸賞金をかけられた犯人の清丸を護送する5人のSPと刑事が、葛藤を抱えながら懸賞金目当てで犯人殺害を企てる者たちを相手に攻防戦を繰り広げるさまを描く。日本版キャストには大沢たかおや松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也などが名を連ねる。2013年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された。
ハリウッド版リメイクはAll Nippon Entertainment Worksと日本テレビ、映画『アメリカン・パイ』シリーズを手がけたポール&クリス・ワイツ兄弟のデプス・オブ・フィールド・プロダクションズが、英題『Shield of Strawstraw(原題)』でリメイク映画化企画を進めていた。
Deadlineによると、映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』のクレイトン・ローゼンバーガーとカトリン・ベネディクトが脚本を執筆。監督については明らかになっていない。ヨーロッパ・コープはリメイク版の開発・出資・製作に参加するとのことだが、ベッソン監督がどこまで関わるかは不明だ。
また、オリジナル版のプロデューサーを務めた日本テレビの北島直明氏が、クリス・ワイツ、映画『シングルマン』のアンドリュー・ミアノ、映画『愛しのグランマ』のダン・バルゴイエンらと共にプロデュースする。