ケネディ暗殺、そのとき妻は… ナタリー・ポートマン、アカデミー最有力の演技に注目

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『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いた女優、ナタリー・ポートマン主演の最新作『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』が日本公開が決定。。ジョン・F・ケネディの“妻”の真実の姿を描く本作より、真っ赤なセットアップと3連のパールネックレスという可憐なファッションに身を包み、凛とした強さと気品を漂わせる ナタリーの表情が印象的なビジュアルが公開となった。
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“ジャッキー”の愛称で親しまれたジョン・F・ケネディの妻、ジャクリーン・ケネディ。1963年11月22日、夫であるケネディ大統領の暗殺事件により、彼女の人生は一変した。しかし、彼女には愛する夫の死を悲しむ時間などない。葬儀の執り仕切り、代わりに昇格する副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去など、するべきことは山積。事態を飲みこめない幼い2人の子供たちへの対応に苦しみ、夫の命を奪った犯人に怒り、さまざまな感情がジャッキーを襲う。
ただ、何よりも彼女の心を占めたのは、暗殺されるや否や夫が「過去の人」として語られることへの憤りだった。“夫が築き上げてきたものを単なる過去にはさせない”。そう決意したジャッキーが葬儀までの4日間に取った行動が、最愛の夫を伝説にする。
本作でナタリーは、外見だけでなく、話す英語のアクセントまで徹底的に再現して情感豊かに演じ切り、本年度アカデミー賞最有力との呼び声高い名演技を見せる。製作を『ブラック・スワン』の監督・ダーレン・アロノフスキ―が務め、『NO』(12)でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、世界的に注目を集めるチリ出身のパブロ・ララインがメガホンをとる。
映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は2017年春、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。