綾瀬はるか主演『精霊の守り人』新キャスト発表! 武田鉄矢、熱弁するも役名をド忘れ

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俳優の武田鉄矢が15日、NHKの連続ドラマ『精霊の守り人』最終章の出演者発表会見に主演の綾瀬はるか、共演の板垣瑞生、東出昌大、鹿賀丈史、渡辺いっけい、花總まり、米良美一らとともに出席。本作の世界観やセットのスケールに驚きを示して熱弁を振るうも、肝心の役名を忘れて照れ笑いを浮かべた。
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本シリーズは、2016年3月から3年にわたって三部作で放送されている大河ファンタジー。今年1月21日からは第2シリーズ『精霊の守り人II 悲しき破壊神』(全9回)が放送予定。今回は、シリーズ最終章(今年11月放送予)に登場する新メンバー、武田、鹿賀、渡辺、花總、米良がお披露目された。
主人公バルサ役の綾瀬は「撮影は2年前ぐらいから始めている。撮影が増すたびにアクションも人間ドラマも世界観もかなりバージョンアップしている」とコメント。チャグム(青年時)を演じる板垣は「泣き虫でちっちゃかったチャグムが178センチになったのかと、最終章で『こんなに大きく成長したのか』というのをどう見せられるかが大事」と言い、「色んな人に刺激を受けて、最後チャグムがどうなるのかぜひ楽しみにしてほしい」とアピールした。
最終章から登場するヨンサ氏族・元氏族長ラルーグ役の武田は「ずいぶん早い段階から脚本を頂きまして、半年間くらい台本をにらんでおります」と明かし、当初は「(台本の内容が)何が何だか全く分からない。いきなり神話世界がそこに広がっているような物語。アドリブが言えるような世界ではございません。神話の中に身を置いて、与えられた役を懸命にやっていこうと思います」と新境地に意欲を示した。
また武田は、米良との共演シーンを振り返り「(撮影したセットが)仮面ライダーでいうところの、ショッカーが出て来るような荒涼とした風景。落っこちないようにヒモで縛られて、断崖絶壁の上でお芝居をやったり。このスケールは近頃の民放で体験したことがありません」と驚きを口に。しかし熱弁の最中には自ら話を切り、「申し訳ございません。ちょっと自分の役名を忘れてしまいまして……」と漏らして会場の笑いを誘った。
カンバル王国・全牧童の最長老トトを演じる米良は、ドラマ初挑戦。「推定年齢、百何十歳。子供のような体をした、まさに私以外にはキャスティングは難しいだろうという役」と自負。そして「私が持って生まれたものを活かせる美味しい役。最高のチャンスを頂けて嬉しい」と喜びを吐露した。
ドラマ『精霊の守り人』の第2シリーズは1月21日、最終章は11月より放送開始。