ゾウさんのための“寒い日用あったかジャンパー”を、印ゾウの救助施設が制作!

ゾウのスージーは、カラフルな特大サイズのジャンパーで寒い時季を過ごしている。また、友達ゾウのラクシュミも近日中に同様の上着を作ってもらえる予定だ。2頭とも元々は、悪辣な状況で過ごすことを強いられていたところを救助されたゾウだ。現在は北インドのマトゥラーにあるゾウの保護施設the Elephant Conservation and Care Centreでケアを受けている。海外メディアMirrorOnlineが報じた。
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この2頭の様に、過酷な環境でずっと虐待を受け続けていたところを救助されたゾウは全部で23頭。同施設では、ネグレクトや体罰、また酷い食事など虐待を受けているゾウを飼い主から救助している。創設者カートリック・サテャナラヤンは「こうしたゾウたちの治療や看護をしながら、彼らに誇りのある生き方を取り戻し、保護するために尽力しています」とコメント。
そして、こうした色鮮やかな美しい上着は、地元の女性たちがゾウたちのために編んでいるものだ。より多くのゾウを救助するというサテャナラヤンの計画がうまくいけば、来年はニットを編む人をより多く見つける予定だそうだ。彼のリストに載っているゾウは50頭以上で、まずそのための土地を確保する必要があるとのこと。
サテャナラヤンは「この冬はゾウたちに暖かく過ごしてもらうためジャンパーを作ることにしました」「本当にジャンパーが気に入った様です!」と続けている。