チンパンジーの着ぐるみを追え！日本の動物園の訓練が海外で話題
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多摩動物公園で行われた訓練の様子が海外メディアで報じられている。その訓練とは動物が逃げた際のシミュレーション訓練で、チンパンジーの着ぐるみを着た男性を同動物公園のスタッフが追いかけるというもの。海外メディアUPIが報じた。
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そのイベントに参加したのは飼育員、警察官、消防士を含む約100人。チンパンジーの着ぐるみに身を包んだ男性は逃走し、“捕獲者”たちを時に攻撃、最後は麻酔銃に倒れ網で運ばれるという流れを演じた。明らかに着ぐるみのチンパンジーを前にしながらも、参加者たちはいずれも真剣な面持ちである。
多摩動物公園でのこうした逃走時の訓練は毎年の恒例イベントになっており、以前はシマウマやヒョウの着ぐるみも使用されたという。
シミュレーションの様子を収めた動画はユーチューブに投稿されており、他ユーザーからのコメントでは「チンパンジーだったら車の上に飛び乗って逃げちゃえるんじゃない？」「覚えておこう…人間サイズのチンパンジーが逃走したら、あんな頼りない網でもジャンプで超えられないということを」などやや冷ややかな声が寄せられている。
