クリス・エヴァンス、LGBT生徒を擁護する通達を破棄したトランプ政権に反論

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アメリカの新生トランプ政権が、LGBT生徒を擁護する目的でオバマ政権が公立学校に向けて出した通達を破棄したことを受け、映画『キャプテン・アメリカ』シリーズの人気俳優クリス・エヴァンスが、自身のツイッターで「全員の意見ではない」と反論した。
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バラク・オバマ前大統領は在職中の2016年5月、公立学校に向けてトランスジェンダーの生徒が自分の望む性別のトイレや更衣室などを使うことを認めるよう通達。この通達をトランプ政権が現地時間22日に撤回したため、クリスや人気司会者のエレン・デジェネレス、女優のエレン・ペイジやブリー・ラーソンらが声を上げた。
クリスは「LGBTQコミュニティーへ、今日(政府から)送られたメッセージについて残念に思っている。彼らは僕達全員の意見を代弁していない。君達のことが大好きだ」とツイートし、遺憾の意を示すと共に愛を送った。
エレン・ペイジは「私達はトランスジェンダーの若者を守ると共に、このような残酷さが子供達を傷つけないように立ち上がる必要がある」とツイートし、トランスジェンダーの人々の自殺予防ホットライン「Trans Lifeline」へのサポートを求めた。
ブリーなどはより強い語気で「これには胸が悪くなる。許されないわ」とトランプ政権の決定に嫌悪感を示し、トランスジェンダーの人々へのサポートを公言している。