福士蒼汰、有川浩『旅猫リポート』実写映画化で主演!ほぼ全編が猫との共演に

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シリーズ累計40万部突破の有川浩原作ベストセラー小説『旅猫リポート』が実写映画化されることがわかった。主演は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『ちょっと今から仕事やめてくる』『曇天に笑う』『BLEACH』と主演作品が立て続きに公開される福士蒼汰が務め、ほぼ全編が猫との共演となる。監督は、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』を手掛けた三木康一郎が担当する。
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物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナとともに、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところから始まる。幼い頃の親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきたさまざまな人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかになっていく。
芝居で猫とは初共演となる福士は「最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています」と明かしつつ、「ドキッとした気持ちや作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います」と抱負を語っている。
全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、映像化は不可能な作品と言われてきた本作。原作者で脚本も担当する有川は「とにかく猫さまの都合を第一に。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます」と話している。
映画『旅猫リポート』は2018年全国公開。