ペネロペ・クルス、『アメリカン・クライム・ストーリー』でドナテラ・ヴェルサーチ役

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実際の事件をベースにするライアン・マーフィー製作の『アメリカン・クライム・ストーリー』。シーズン3は1997年に起きたファッションデザイナーのジャンニ・ヴェルサーチ殺害事件を題材にすることが伝えられていたが、映画『ローマでアモーレ』の女優ペネロペ・クルスがジャンニの死後ヴェルサーチ・ブランドをけん引する妹のドナテラ・ヴェルサーチを演じるという。E!NewsやDeadlineなどが伝えた。
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当初ドナテラ役は、ライアンが企画・製作総指揮を務める海外ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:ホテル』で女優としての実力を存分に発揮した歌手レディー・ガガが演じると伝えられていた。ペネロペに決まったことで、ライアンがほのめかしていた通り、オスカー女優の起用となった。ペネロペは2008年、ウディ・アレン監督の映画『それでも恋するバルセロナ』でアカデミー賞助演女優賞に輝いている。
『Versace:American Crime Story(原題)』と題された10話構成のシーズン3は、モーリーン・オース著のノンフィクション『Vulgar Favors(原題)』をベースに、ジャンニ・ヴェルサーチがマイアミビーチの別荘前で連続殺人犯アンドリュー・クナナンに射殺された事件を描く。映画『X‐ミッション』のエドガー・ラミレスがジャンニ役、ライアンが製作した海外ドラマ『glee/グリー』のダレン・クリスがクナナン役を務める。4月からロサンゼルスとマイアミで撮影が始まる予定。米FX局にて2018年に放送されることが見込まれる。