延滞50年でとうとう返却…！ニュージャージー州の図書館に本戻る
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ニュージャージー州にあるフィリップスバーグ・フリー公共図書館に、50年以上もの間延滞されていた本が返却された。フェイスブックページで同図書館は「昨日返却ボックスで見つけたのがこれ！」と驚きをあらわにしている。海外メディアUPIが報じた。
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その投稿では「50年の延滞は、ここ数ヵ月で報じられた事例ほどは遅くありません。この1月、サンフランシスコ公共図書館には100年遅れて返却があり、12月はヘリフォード・カテドラル・スクールに120年遅れて返却がありました。でもここではこれが最長の延滞です！」と続く。
なおその本はフランスの作家ジュール・ヴェルヌの『Dropped from the Clouds』だ。
図書館のディレクター、デブ・メスリングは海外メディアのリハイ・バリー・ライブに対し、返却した人物は不明であることを告げ、またその本は貸し出すには状態が悪すぎるとのこと。「長い間この本を愛した人がいたみたいですね」とメスリング。
なお、同図書館は1日の延滞に10セントの延滞料を課している。今回の延滞料は1800ドル（約19万9008円）となるが、同図書館は3ドル（約331円）まで引き下げるとのことだ。
