エルトン・ジョン、“有害で稀”な細菌感染症でコンサート中止

イギリスの大御所歌手エルトン・ジョンが南アメリカで“有害で稀な細菌感染症”を患い、米ネバタ州ラスベガスで予定されていた4月と5月の公演と、カリフォルニア州ベーカーズフィールドで予定されていた5月の公演を中止したことが明らかになった。
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エルトンの代理人は米ABC Newsに対して、「エルトンは南アメリカでの公演を成功させましたが、有害で稀な細菌感染症を患ってしまいました」と語っているという。「チリのサンティアゴから戻る飛行機の中で容体が悪化しました。イギリスに到着後、エルトンは入院し、直ちに感染を取り除くための集中治療を受けました」と状況を説明した。
エルトンは既に退院しており、現在は「自宅で安静中」とのこと。非常に稀な感染症だったそうで「命にかかわる危険性」があったそうだ。「ありがたいことに医師チームが早急に病気を見極め、治療に成功しました。エルトンは完治する見込みです」とのことだ。
「最高に素晴らしくて忠実なファンに恵まれていますが、そんな皆さんを落胆させてしまい申し訳なく思っています」と、声明を通じて公演が中止になってしまったことを謝罪したというエルトン。6月3日(現地時間)にイギリスのトゥイッケナムで予定されている公演で復帰する予定とのことだ。