武井咲、『黒革の手帖』主演にプレッシャーも「腹をくくっている」

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女優の武井咲が10日、都内にて行われた7月20日放送スタートの新ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の制作発表会見に、共演の江口洋介、仲里依紗、滝藤賢一、和田正人、内藤理沙、高嶋政伸、真矢ミキ、奥田瑛二、伊東四朗らとともに出席。武井は、悪女役を演じるにあたり「今まで目上の方に、こんなことを言ったことがないというような言葉を言ったり、思いっきりやらせていただいています」と撮影の様子を明かした。
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松本清張の同名人気小説を基にした『黒革の手帖』は、これまでに何度も映像化されており、多くの反響を得てきた。物語は、派遣社員として勤めていた銀行から1億8000万円もの大金を横領し、若きクラブのママとなった悪女・原口元子(武井)が、愛と欲望が渦巻く街・銀座を舞台に、“怪物たち”と交わりながら夜の世界を生き抜いていく姿を描く。
現在撮影の真っ最中の武井は「毎日が楽しいですよ。こんなに演じていて気持ちのいい役は初めて」と語る。現場のキャストに恵まれてうっかり甘えそうになるも、「あ、裏切らなければならないんだ」と気持ちを切り替えるという。
共演の江口は、武井とは今回5年ぶりの共演となるが、「久々にあった時に、『大人になりました!』と言われたんですけど、僕の中では若い時から、芯が強くて…」と、大人っぽく見えたといい、今回の着物姿にも「迫力が違う」と絶賛する。「『この役で今までのイメージを覆そう』というような、女優としての決意のようなものが見える」と語った。
また元子の横領額にちなみ「もし1億8000万円が自分の手元にあったら?」という問いに、武井は「両親に家を建てたいかな」と語りつつ、「でも、あんまり想像つかないですね。自分では使わないかな、私ケチなので…使えない」と笑った。
主題歌は福山雅治が書き下ろした新曲『聖域』。聴いた武井は、「福山さんの色気がダダ漏れで、聴いていてうっとりします」と嬉しそう。最後に武井は「名作で歴史のある作品で、正直大きなプレッシャーがありますが、元子のように腹をくくって取り組んでいるところです。調子に乗らせていただきながら、一生懸命頑張りたいと思います」と意気込んだ。
木曜ドラマ『黒革の手帖』は、テレビ朝日系にて7月20日より毎週木曜21時から放送。