クリス・エヴァンス、トランプ米大統領を「無頓着なバカ」と痛烈批判

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ドナルド・トランプ米大統領が犯罪者に対する暴力を容認するような発言をして波紋を投げかける中、映画『キャプテン・アリカ』シリーズの人気俳優クリス・エヴァンスが、トランプ大統領を「無頓着なバカ」と痛烈批判した。
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問題の発言はトランプ大統領が米ニューヨーク州で警察当局に向けて行った演説の一部だった。トランプ大統領は罪を犯した犯罪者を警察の車の中に入れる際に、警官が犯罪者の頭に手をやって頭をドアの入り口にぶつけないようにする行為を例に挙げ、「犯罪者に優しくする必要はない」といったニュアンスの発言をしたことで、警察当局からも批判される事態となった。
事態を収拾しようと、サラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官が「ジョークだった」と釈明したことから、さらなる批判を呼んだ。クリスは憲法で認められている犯罪者の人権を軽視していると受け止められそうなトランプ大統領の発言を受け、自身のツイッターに「無頓着なバカだ。自分が何を奨励しているのか分かっているのか?“ジョーク”ならいいというのか?? 社会に関する認識と理解が全くない」と、大統領の発言が容疑者に対する暴力を助長する可能性があることを示唆した。
クリスは共和党のトランプ政権発足後、インタビューでトランプ大統領選出について「怒りを感じる。とてつもない怒りを覚えている。本当に信じられない」とトランプ大統領不支持を表明していた。