『ベスト・キッド』続編ドラマ化、“ダニエルさん”ラルフ・マッチオが出演

日系人の老人ミヤギと高校生のダニエルが、カラテを通じて師弟関係を越えるえる友情を育む姿を描くスポーツ青春映画『ベスト・キッド』。1984年の1作目から1994年までの間に4作が制作・公開される人気シリーズとなり、2010年にはリメイクされたが、約33年の歳月を経て続編ドラマが制作されることになったという。それもオリジナルシリーズのダニエル役ラルフ・マッチオと、ダニエルをいじめる宿敵高校生ジョニーを演じたウィリアム・ザブカが出演するという。
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The Hollywood Reporterによると、ウィル・スミスの製作会社オーバーブルック・エンターテイメントが手がける10話構成の30分ドラマになるとのこと。激しい争奪戦の末、ユーチューブの有料サービス「YouTube Red」で配信されることになったという。
タイトルは『Cobra Kai(原題)』。シリーズ化が決まっており、2018年にリリースされる予定。1作目の1984年のカラテ大会から30年後。パっとしない生活を送っていたジョニーがあの「コブラ会」道場を再開し、成功しているダニエルを再び目の敵にするという。ミヤギ役のノリユキ・パット・モリタが他界していることからダニエルも恩師を失ったことになっているようだ。
映画『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』シリーズのジョシュ・ヒールド、映画『ハロルド&クマー クリスマスは大騒ぎ!?』のジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグの脚本コンビが、続編ドラマの脚本を執筆すると共に製作総指揮を務める。ラルフとウィリアムは共同製作総指揮にも名を連ねるそうだ。
他のキャストは不明。同シリーズにはエリザベス・シューやタムリン・トミタなどが演じたヒロインが登場し、主役が入れ替わった4作目にはオスカー女優ヒラリー・スワンクが出演したが、ラルフとウィリアム以外に懐かしい顔が現れるのか。さらなる続報を待ちたいところだ。