トランプ政権の暴露本をベースにしたドラマ企画が浮上

今月初めに欧米で発売されると同時に、ベストセラーになったマイケル・ウォルフ著のトランプ政権暴露本『Fire and Fury:Inside the Trump White House(原題)』。トランプ大統領は「でっち上げ」とツイートしたが、すでにテレビドラマ企画が動いているという。The Hollywood Reporterが伝えた。
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日本では2月に『炎と怒り――トランプ政権の内幕』のタイトルで発売予定の同暴露本。タレントエージェンシーのウィリアム・モリス・エンデヴァーとIMGの会社エンデヴァー・コンテントが、映画・ドラマ化権を獲得したという。詳細は不明だが、7ケタの金額だったとのことだ。
エンデヴァー・コンテントはテレビシリーズ化を計画しており、著者のウォルフ氏が製作総指揮を務める。プロデューサーには元BBCのマイケル・ジャクソンが名を連ねるという。放送局は決まっていないとのことだ。
トランプ政権の暴露本は、ウォルフ氏がトランプ大統領の元側近スティーブ・バノン氏ら、200人以上の関係者を1年以上にわたって取材し、内幕を明らかにしたものだという。ホワイトハウスが同書の発売を阻止しようとする動きを見せたため、発売日が繰り上げられたとのこと。テレビシリーズ企画が伝えられた今度はどのような動きを見せるのか、注目が集まりそうだ。