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山崎まさよし、14年ぶり長編映画主演 横山秀夫『影踏み』で“泥棒役”

映画

『影踏み』主演の山崎まさよし、篠原哲雄監督、横山秀夫とガッチリ握手
『影踏み』主演の山崎まさよし、篠原哲雄監督、横山秀夫とガッチリ握手

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 山崎まさよしが、横山秀夫原作の映画『影踏み』で14年ぶりに長編映画の主演を務めることが分かった。監督は、山崎主演の『月とキャベツ』(1996)でもメガホンを取った篠原哲雄が務める。山崎と篠原は実に22年ぶりのタッグとなる。

【写真】山崎まさよし、篠原哲雄、横山秀夫ら会談の様子

 警察小説で知られる横山が珍しく犯罪者側を主人公に描いた同名小説を実写映画化する本作。深夜に忍び込んで泥棒を働く「ノビ師」の真壁修一(山崎)が、15年前に無理心中で亡くなった双子の弟・啓二との歪んだ関係、幼なじみの刑事の変死、幼なじみのヒロイン・久子のストーカー被害など、次々と降りかかる難題に立ち向かいながら恋と盗人稼業の狭間で揺れ動く恋愛ミステリーだ。

 『月とキャベツ』を繰り返し鑑賞し、「自身の作品が山崎主演で映像化されたら」と願ってきた横山と、横山作品をずっと読み漁ってきた山崎。山崎との再タッグを望みつつ、横山作品の映像化も考えていた篠原監督が、2016年の「伊参スタジオ映画祭」で2人と巡り合ったことを機に、同作の映画化が実現した。山崎は2005年公開の『8月のクリスマス』以来14年ぶりの主演を果たすだけでなく、主題歌も担当する。

 「底辺からいろんな景色を見たいと思って」歌を作るという山崎は、「その意味では真壁と同じ目線になれるような気がします。そういう共通項を自分の中に見つけていければ」と語り、主題歌について「登場人物が抱えるジレンマや葛藤はこの物語に出てくる人誰もが持っているものです。その部分が成就していく醍醐味を描きたい」と意気込む。

 篠原監督は「男のダメなところを自然に演じられる、人間の弱さを悪びれずに自然体に演じられるのが魅力です」と山崎を称え、「泥棒という仕事が成功するかどうかというスリル、緊張感、快楽はステージに立つ時のものと似ている気がするんです。今回も彼の魅力をどう引き出せるかが楽しみです」とコメント。

 横山は「山崎さんと篠原監督が素晴らしい世界観を作ってくれるでしょうから、原作にとらわれずに作っていただきたい。僕はその『影踏み』を楽しみたいと思っています。ミュージシャンとして人の心を盗むのがうまい山崎さんは、実は“泥棒”という役がぴったり合うんじゃないかと思っています」と、期待をあらわにした。

 今回公開された写真でも、3人は打ち解けた様子で会話し、笑顔でがっちりと握手するなど、深い信頼感を見せている。

 映画『影踏み』は2019年春以降に公開。

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