『ベスト・キッド』続編ドラマの予告編解禁 宿敵ジョニーがいい人に?

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日本でも80年代後半に大ヒットしたカラテ(空手)がテーマの青春映画『ベスト・キッド』シリーズ。主人公たちの34年後を当時と同じキャストで描く続編ドラマ『Cobra Kai(原題)』がアメリカで製作中だが、このたび予告編が解禁となり、ダニエル(ラルフ・マッチオ)と宿敵のジョニー(ウィリアム・ザブカ)のその後が少しずつ明らかになってきた。
【写真】1985年日本公開、映画『ベスト・キッド』はこんな感じ
日本未対応のYouTube有料サービス「YouTube Red」で現地時間5月2日から配信予定の『Cobra Kai(原題)』。予告編を見る限り、宿敵だったジョニーがいい人に、主人公だったダニエルが少し嫌なやつになっているようにも見えるが、二人の因縁は途切れていない様子。
1984年の大会で勝利したダニエルが現在は高級車のディーラーとして成功しているのに対し、負けたジョニーは冴えないオヤジになり、再会したダニエルに嘲笑される始末。だが、次のシーンでジョニーはイジメに遭っている少年をカラテで助けるという意外な行動を取る。
少年に「僕に(カラテを)教えてみない?」と頼られたジョニーは、一念発起して以前自身が所属していた空手道場「コブラ会」を再オープン。ダニエルは懐疑的だが、ジョニーは軟弱な教え子たちに慕われており、ダニエルの師匠・ミヤギのような存在になったようにも見える。一方のダニエルもジョニーに触発されたのか、ハチマキを締めて再び道着を身にまとう場面が見られる。
トレーラーは数パターン公開され、中には窓拭き中の少年がジョニーに拭き方を尋ねて「どうでもいい」と答えられるシーンも。窓拭きなどの日常作業を指示することでダニエルにいつのまにか修業させていた映画版ミヤギの「ワックスかける、ワックスとる!」にオマージュが捧げられているようだ。