『キングダム』実写映画化決定!「納得の脚本です」原作者も太鼓判

原泰久による中華歴史漫画『キングダム』(集英社)のコミックス50巻発売を記念し、実写映画化が決定した。実写映画化の決定に原作者の原も「納得の脚本です」と記念の描き下ろしイラストと共に喜びのコメントを寄せている。
【写真】描き下ろし『キングダム』イラスト
『キングダム』の舞台は紀元前の古代中国、春秋戦国時代の秦国。身寄りのない戦争孤児の少年・信が、後の始皇帝となるえい政と運命の出会いを果たし、“天下の大将軍”という夢を胸に戦場に繰り出してゆく物語。
『キングダム』の原作コミックスは、2018年で連載12年目を迎え、現在も「週刊ヤングジャンプ」で連載中の中華歴史漫画。4月19日発売の新刊ではコミックス50巻を達成。最新刊を含め累計発行部数は3500万部を超える。2012年にはNHK BS プレミアムにてTVアニメが放送。2013年、第17回手塚治虫文化賞においてマンガ大賞を受賞している。
本作の原作者・原は、2003年に「週刊ヤングジャンプ」の月例賞において、『覇と仙』にて奨励賞を受賞。2006年、「週刊ヤングジャンプ」9号において、『キングダム』にて連載デビュー。2016年には『キングダム』の連載が10周年を迎えている。
そして、『キングダム』のコミックス50巻発売を記念した実写映画化に、原からコメントと記念描き下ろしイラストが到着した。原は、この記念すべきタイミングでの実写化に感謝の気持ちを表し、自身も参加したと語る脚本の内容には納得の様子。また、予算やキャストも破格だと明かすと「絶対面白いです!!」と期待のコメントを残している。
本企画は、多くの読者の方々の応援への感謝の気持ちを込め、全国規模での企画を鋭意準備中とのこと。原も「公開は、ちょっと先ですがどうぞ皆様楽しみにしておいて下さい!!」と語っている。