木村拓哉×二宮和也『検察側の罪人』緊迫の対面撮影ポスター&特報解禁
木村拓哉と二宮和也が初共演を果たす映画『検察側の罪人』の、特報映像とツーショットポスターが解禁された。ポスターはアラーキーこと写真家・荒木経惟たっての希望で実際に木村と二宮をそろえ、緊迫した空気の中で撮影されたという。
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本作は、『犯人に告ぐ』の雫井脩介が2013年に発表した同名小説を原作に、司法制度の考察を踏まえ“正義とは何か?”を問うサスペンス・エンターテインメント。都内で発生した強盗殺人の容疑者は、過去の未解決殺人の第一容疑者だった。エリート検事・最上(木村)と若き検事・沖野(二宮)は捜査方針を巡って激しく対立し、ついには最後の一線を踏み越える。
今回解禁された特報映像では、木村演じるエリート検事・最上と二宮扮する若手検事・沖野が強盗殺人の容疑者を巡り対立するシーンが描かれる。証拠に疑義を唱えようと必死に食らいつく沖野に対し、最上が「検事でいる意味がない!」と机を叩いて一喝。音楽や派手な演出を排した緊張感あふれる映像は、30秒という時間ながら、見る者に二人の鬼気迫るぶつかり合いを強く印象付ける。
併せて公開されたツーショットポスターは、写真家・荒木の撮り下ろし。荒木の「年齢を重ねてきた男の“顔”を撮りたい」、そして「二人を同時に撮影したい」という要望に応え、映画本編撮影終了間際に奇跡的に空いた木村と二宮のスケジュールを確保し、約30分のシューティングが実現した。
焼き上がったのは、「そこに二人が一緒に立つことで、緊張感が生まれる。それを撮る」「お互いが意識し合う、必ず、役柄を引きずって火花が散る」という荒木の狙い通り、役柄の人物像をそのまま焼き付けた写真。そこに「一線を、超える。」という物語、そして俳優二人自身の関係性をも象徴するコピーが添えられ、インパクトのあるポスターに仕上がっている。
映画『検察側の罪人』は8月24日より全国公開。