『ワンダー 君は太陽』原作者が明かす“誕生”秘話とは J・ロバーツら“舞台裏”も公開

関連 :
実写版『美女と野獣』の製作スタッフが、天才子役ジェイコブ・トレンブレイを主役にベストセラー小説を映画化した『ワンダー 君は太陽』から、“ワンダーな舞台裏”がわかる特別映像が公開された。映像には、母親役のジュリア・ロバーツ、父親役のオーウェン・ウィルソンら出演者と製作陣のインタビューが収められており、原作者が明かす小説の誕生秘話も知ることができる。
【写真】『ワンダー 君は太陽』現場の様子&場面写真フォトギャラリー
映画『ワンダー 君は太陽』は、全世界で800万部を突破したベストセラー小説「ワンダー」を原作に、生まれつき人と違う顔を持つ少年が、小学校5年生になる10歳で初めて学校に通い、人々との交流を通して思いやりや受け入れることの大切さを描く感動の物語。
公開された映像では、原作者であり、本作の製作総指揮を務めたR・J・パラシオが、「ワンダー」を執筆するきっかけになった出来事について、「息子たちとアイスクリーム屋で顔に重度の障害がある子の隣に座ったの」と当時を振り返り、その日の夜にラジオから流れてきたナタリー・マーチャントが歌う「WONDER(ワンダー)」を聞き、「接し方がわからないと思われる側」を描こうと思ったと明かしている。
実はこの原作は、アメリカを始め日本でも学校の教材として使われているおり、ジュリアは「とても美しくて、クリエイティブ、誰にでも有益な本」と賞賛。演じるにあたり「あっという間に母親役にのめり込んでいった」と作品への愛情をうかがわせた。映画『ルーム』で一躍世界中から注目を集めた天才子役のジェイコブは、顔に生まれつき障害を抱えるた少年を演じ「顔に障害を持つ男の子が受け入れられる難しさを描いている」と話し、物語の本質を理解し撮影に挑んでいる。
また今回、監督を務めたスティーヴン・チョボスキーと、2016年の『ルーム』以来2年ぶり2回目となるジェイコブの来日も決定している。
映画『ワンダー 君は太陽』は6月15日全国公開。