樹木希林のイタズラにキャスト陣タジタジ!?『万引き家族』撮影裏話

是枝裕和監督の最新作『万引き家族』で、メインキャストの一人・樹木希林が撮影現場である“イタズラ”を仕掛け、共演者をタジタジにさせていたというエピソードが明かされた。
【写真】映画『万引き家族』撮影現場の様子
万引きを生業にする家族の姿が描かれている本作。主人公一家が暮らす家は、「そこだけ開発から取り残された平屋の一軒家」という条件で探し出された、現在は誰も暮らしていない古びた木造家屋。廃品のような生活雑貨が散らばった屋内にて、すきま風が吹き込み、足もとから寒さが押し寄せる中、薄着の俳優陣は夏のシーンを撮影。「カット!」の声が掛かるたび、隅に置かれたストーブの前へ移動し、本物の家族さながらに体をギュッと寄せ合っていたという。
そんな過酷な撮影現場で、ある日、差し入れとして自宅で剥いてきたというみかんをキャストに振舞った樹木。共演者たちはそれを喜びながら食べたものの、その味は、嘘でも美味しいとはいえないほど酸っぱく独特で、キャストは皆、思わず顔をしかめてしまったのだそう。実はそのみかん、撮影で使っているこの平屋の庭に植えられた木になっていたもので、樹木は、地面に落ちていたみかんを拾いキャストに振舞っていたことが判明。樹木ならではのイタズラに一同タジタジだったようだが、これをきっかけにキャストの距離がグッと縮まり、本物の家族のような一体感が生まれたという。
映画『万引き家族』は6月8日より全国公開。