山田孝之&菅田将暉、“デジタル遺品”を巡る新ドラマでバディ結成

俳優の山田孝之と菅田将暉が、7月からスタートする連続ドラマ『dele』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)でダブル主演を務めることが発表された。菅田との“バディ結成”に山田は「いつかガッツリ共演してみたいと思っていたので、今回の設定はとても嬉しく思いました」とコメントしている。
【写真】金曜ナイトドラマ『dele』に出演する山田孝之&菅田将暉
「削除」を意味する「dele(ディーリー)」をタイトルに掲げた本作のテーマは“デジタル遺品”。山田演じる主人公の坂上圭司と菅田扮する真柴祐太郎は、クライアントからの依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消することを生業にしているコンビ。二人が任務を遂行しようとするたびに様々な問題に巻き込まれていく姿を、1話完結形式で描いていく。
原案と脚本を手がけるのは、『ストレイヤーズ・クロニクル』や『真夜中の五分前』など、著作が次々と映画化されるベストセラー作家・本多孝好。オリジナルドラマの原案と脚本に初挑戦する本多とともに、各話の脚本を担当するのは、直木賞作家の金城一紀をはじめ、映画『グラスホッパー』『脳男』を監督した瀧本智行、ドラマ『相棒』シリーズの徳永富彦など豪華な顔ぶれがそろう。
主演を務める山田は本作について「オファーを受けたとき惹かれたのは、デジタル遺品を題材にするということ。そして、菅田くんとの共演でした」と明言。さらに彼が演じる主人公・圭司については「決して悪い人ではないのですが、まあ、性格はよくないかなと思います」と話し、「“他人から見たらムカつく人”を演じるのは面白くもあり、難しくもあります」とコメント。
一方の菅田は、今回演じる祐太郎について「働き始める前まで、ちゃんとした職があるわけではなく、ふらふらとしていた男」と分析しながら「そんな“たゆたっている感じの人間”が居場所を見つけていく過程を、日々の撮影で実感しています」と撮影の手応えを語っている。
なお、2人は共同で、ツイッターとインスタグラムのアカウント(ツイッター:@sudayamada/インスタグラム:@yamadasuda)を開設。こちらの動きも注目を集めそうだ。
山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務める金曜ナイトドラマ『dele』は、テレビ朝日系にて7月より毎週金曜23時15分放送。