佐藤浩市&天海祐希、少年犯罪を巡るヒューマンサスペンスで共演

佐藤浩市と天海祐希が、テレビ東京のスペシャルドラマ『Aではない君と』で共演することが発表された。佐藤は天海との共演について「子供を持つ女性弁護士という役柄を、彼女が彼女らしく、また彼女らしくなく、どう演じてもらえるのか非常に今から楽しみです」とコメントしている。
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第37回吉川英治文学新人賞を受賞した作家・薬丸岳の原作小説を基にする本作は、一人息子の翼が起こした死体遺棄事件により翻弄されていく会社員・吉永圭一(佐藤)の姿を描くヒューマン・サスペンスドラマ。天海は翼が起こした事件を担当する弁護士・神崎京子を演じる。映画『友罪』に続いて、薬丸の小説の実写化には2度目の出演となる佐藤は「前回出演した(映画)『友罪』とはまた違った形で踏み込んだあり方、子どもとの距離感であったり、何かそういったものがひとつ踏み込んでできるのではないかな」とコメント。
「できれば避けたほうがいい題材なのかもしれないけれど、この作品に我々ができるだけ逃げずに、向き合って、向かい合って、これから作品を作ろうとしています。その想いを視聴者の方々にも何か、受け止めていただきたいなと思っています」と思いを語った佐藤。天海との共演については「天海さんと共演するのは久しぶりで…子供を持つ女性弁護士という役柄を、彼女が彼女らしく、また彼女らしくなく、どう演じてもらえるのか非常に今から楽しみです」と期待を込める。
一方の天海は佐藤との共演に「共演の経験はあるのですが、今回の様にがっつりとお芝居させて頂くのは、初めてなんです。なので、怖い反面、とても嬉しくて、やっぱり緊張して…」と心境を吐露。「でも、成長を見て頂きたいし。非常に複雑な心境ですが(笑)こんなに幸せな事はないなと思って、全身全力でぶつかろうかと。えへへ」とも話している。
スペシャルドラマ『Aではない君と』は、テレビ東京系にて今秋放送。