『クワイエット・プレイス』脚本家で、S・キング原作『子取り鬼』映画化か

『ダークタワー』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など、続々と映画化、ドラマ化される米ホラー作家スティーヴン・キングの小説から、また1つ映画になる作品があるという。1978年刊行の短編集『深夜勤務』に収録されている『子取り鬼』の映画企画が進行中とのことだ。
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Deadlineによると、米20世紀フォックスが映画化に動いているという。2018年にアメリカで大ヒットした話題のホラー映画『クワイエット・プレイス』(9月28日日本公開)の脚本家、スコット・ベックとブライアン・ウッズの持ち込み企画だったそうだ。
原題『The Boogeyman(ブギーマン)』は、日本では『子取り鬼』として、キングのナイトシフトシリーズ短編集『深夜勤務』に収録されている。クローゼットに潜んでいたという恐ろしい生き物<ブギーマン>に、自分の3人の子供全員を殺されたと、男性が精神科医に話をする中でストーリーが展開する。
過去に数回、短編映画化されているが、長編映画化は今回が初めてとなる。
ベック&ウッズのコンビは製作総指揮を務めるという。2人は日本劇場未公開の2015年のホラー映画『ナイトライト ‐死霊灯‐』で監督&脚本を務めているため、最終的にプロデュース&監督&脚本の三役を務める可能性もありそうだ。