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映画『空母いぶき』戦闘指揮所“CIC”写した場面カット公開

映画

映画『空母いぶき』場面写真
映画『空母いぶき』場面写真(C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

 西島秀俊主演、佐々木蔵之介共演の映画『空母いぶき』から場面写真とキャストのコメントが到着。西島は「二人の人間ドラマを通して、あらためて戦争のない未来を考えるきっかけになるような作品になったら素晴らしいと思います」と語っている。

【写真】映画『空母いぶき』場面写真

 本作は、『ジパング』『沈黙の艦隊』で知られる漫画家・かわぐちかいじの累計300万部突破の同名コミックを実写化したアクション・サスペンス。再び“空母の時代”へ突入した20XX年の世界を舞台に、国籍不明の軍事勢力から襲撃を受けた非常事態下の日本の戦いを緊張感あふれる映像で描く。

 この度、解禁された場面写真の舞台は、CICと呼ばれる空母いぶきの戦闘指揮所。タッチパネル式の大型ディスプレイが鎮座し、それを取り囲むようにして海上のレーダーを映し出すモニターがずらりと並ぶ。
 
 CIC内では中央のタッチパネル式ディスプレイを囲んで、秋津(西島秀俊)と新波(佐々木蔵之介)が対峙。秋津は航空自衛隊の出身でありながらその能力を買われて「いぶき」の初代艦長に抜てきされたという異色の経歴の持ち主。一方の新波は生え抜きの海上自衛隊所属であるが、ここでは秋津に艦長の座を譲っているという状況だ。さらにこの二人は防衛大学校時代の同期でもある関係。平和のためには武力の行使も辞さないというスタンスの秋津と、あくまで防衛に徹することを信念とする新波。切迫した空気の中でギリギリの攻防を繰り広げる男たちの骨太な人間ドラマを紡がれる。

 主人公を演じる西島は「秋津は常人にははかり知れない部分を持った人物なので、一つのことが起きたときの周りとのリアクションの違いというものが、かなり大きく出ていると思います」と自身の役柄を分析。続けて「ただ、誰にも見えていない未来を予測して、その瞬間ごとに次の行動を決めていくという役は、演じていて思った以上に自由で楽しくて」と芝居の手応えを語った。

 新波を演じた佐々木は「何よりも【命】というものを念頭に置いて演じています」と一言。さらに「西島君は常に先を見ていて物事に動じないところが秋津らしいと思いますね。秋津はあまり言葉を発しない分、新波とともにその目を見ながらいろいろ想像する楽しみがある」と話している。

 映画『空母いぶき』は2019年全国公開。

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