堺雅人が吹き替え初挑戦!『プーと大人になった僕』ロビンの声を担当

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俳優の堺雅人が映画『プーと大人になった僕』で、ユアン・マクレガー演じる主人公、クリストファー・ロビンの吹き替え声優を務めることが発表された。実写映画の吹き替え初挑戦となる堺は「演じていて、考えさせられるセリフが、いくつもありました」と心境を語っている。
【写真】「東京ドラマアウォード2017」主演男優賞を受賞した堺雅人
本作は、プーと大親友の少年クリストファー・ロビンが「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わした心に残る別れの後、大人になりロンドンで暮らすクリストファー・ロビンとプーの奇跡の再会から始まる感動の物語。
今回本編で堺が吹き替えを担当するクリストファー・ロビン役を務めているのは、『トレインスポッティング』のユアン・マクレガー。オファーを受けたことについて堺は「実写の吹き替えは今回が初めてですが、いつか挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただき、とてもうれしかったです。ユアン・マクレガーさんという、素晴らしい俳優の声を担当できて光栄でした」とコメント。
「(収録本番では)ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで、とても楽しい作業でした。アニメーションの声優は何度か経験があるのですが、実写だと、英語のお芝居に合わせるので、思ったまま演じると平板になってしまうと(吹き替え版の演出家の)監督から指摘を受けました。そこがなかなか難しかったですね」と収録当時の心境を振り返った。
また、プーさんについては「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いてるみたい。プーさんはあなどれません」としみじみ。
さらに物語のきっかけとなる「再会」について聞かれると、「子供の相手をしていると、自分が小さいころ何をして遊んでいたのか思い出すことが多くて、こういうおもちゃ好きだったなとか、粘土遊び好きだったなとか。そのようなことを思い出すと、自分の小さいころと再会しているような不思議な気持ちになります」と2015年に誕生した実子とのエピソードを明かした。
映画『プーと大人になった僕』は9月14日全国公開。