後味が悪すぎる展開に視聴者悲鳴 山田孝之×菅田将暉『dele』7話

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俳優の山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務めるドラマ『dele』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)の第7話が7日に放送された。毒物混入事件をめぐり、人間の闇をとことん描き、視聴者からは「見終わってモヤモヤ気持ち悪い! やられたなあ。痛いところツンツン突いてくる」「うあー、すごい気持ち悪い! ぞくぞくする」「人間てこわいね」と後味の悪さをつぶやく声が多く集まった。
【写真】丸刈り頭の菅田将暉
依頼人・笹本隆(西ヶ谷帆澄)の死亡確認を取った真柴祐太郎(菅田)が帰社したことから、ファイルを消そうとしていた坂上圭司(山田)の前に、圭司の姉で弁護士の坂上舞(麻生久美子)がやってくる。舞は、隆が死刑囚・笹本清一(塚本晋也)の息子であることに気づき、すぐさまデータの開示を要求。笹本は、8年前にバザー会場でジュースに毒物を混入し、死者4人を出した罪で逮捕されるも、無実を主張し続けている男だったのだ。
データを開いてみると、笹本が毒物を入れたとされる日時に、別の男が不審な粉末をウォータークーラーに投入する映像が出てくる。この映像が重要な証拠となり、死刑判決を覆せるかもしれないと考える舞だったが、圭司は証拠としての提出を拒む。そこで、まずは真相を調べてみることを提案した祐太郎は、早速、事件現場で聞き込みを開始。映像に写っていた男が市議会議員・宮川新次郎(千葉哲也)だと突き止めた祐太郎は、さらに事情を探るべく、宮川の周りを調べ始めるが…。
犯人探しの様相を呈しながらも、人間の持つ闇を描き、うすら寒い恐怖感を植えつけた今話。放送終了後、SNSでは「視聴者にも『え? こんな気持ち悪い結末でいいの?』という内容だったが、まさにこの“気持ちの悪い結末”こそが、今回描きたかったものなのだろう」「今回は恐ろしかった」「なにあれサイコサスペンス? ミステリー? 最後に祐太郎が叩きつける一言が突き刺さるつらい」と衝撃的すぎる展開に大きな反響が集まった。