『ナイト・ウォッチ』セルゲイ・ルキヤネンコのゾンビ小説がTVドラマ化

映画『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』や『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』の原作者として知られるロシアのSF・ファンタジー作家セルゲイ・ルキヤネンコ。2016年に発表した小説『Quazi(原題)』が、テレビドラマ化されるという。
【写真】タランティーノに絶賛されたロシア発ハイブリッド活劇『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』フォトギャラリー
ルキヤネンコ初のゾンビ小説となる『Quazi(原題)』。The Hollywood Reporterによると、米Foxの製作パートナーであるロシアの製作会社モニュメンタル(Monumental)が、国際市場向けに英語版のドラマシリーズを製作するという。
『Quazi(原題)』は、ライズンデッド(Risen Dead)と呼ばれるゾンビであふれかえるポストアポカリプスの世界が舞台。ライズンデッドの一部が、クワジ(Quazi)と呼ばれる知性を持つゾンビに進化し、生き残った人類と共存しているという。そんな中、極悪な殺人事件が起きたのがきっかけで、人間の刑事がクワジ側の者とタッグを組み、事件を捜査する展開になるとのことだ。
ドラマ企画は着実に進んでおり、すでにキャスティングも行われているが、どのような俳優陣が出演予定なのかは不明。さらなる続報を待ちたい。