乃木坂46・若月佑美主演『鉄コン筋クリート』舞台化決定
松本大洋の代表作を初めて舞台化する『鉄コン筋クリート』で、乃木坂46の若月佑美が主演を務めることが決定。主人公・クロを演じる若月は「すごくすごく重要な役をいただいて、若干ドキドキしていますが、自分なりにたくさん噛み砕いて、クロの良いところを一杯出せるように頑張りたいなと思っております」と語っている。
【写真】若月佑美×三戸なつめ『鉄コン筋クリート』フォトギャラリー
『鉄コン筋クリート』は、1993~94年にかけて「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載された松本の代表作。2006年にはマイケル・アリアス監督の手によって長編アニメ化され、劇場公開。国内外の映画祭でも高い評価を集めている。
暴力が飛び交い、大人の思惑がうごめく宝町。そこで暮らす少年・シロとクロは、親を持たず、お互いを補完し合いながら生き延びていた。ある日、宝町に「子供の城」という名のレジャー施設が誕生する。様変わりする町の風景に違和感を覚えるシロとクロ。宝町は警察や、海外のギャング、再開発に抗う昔気質のヤクザらの思惑がぶつかり合い、シロとクロの運命をも大きく左右していく…。
原作コミックのファンだという若月は「私自身『鉄コン筋クリート』は、何度読み返したのかわからないくらいとても大好きなので、すごく有り難いお話をいただけたなと感じています」とコメント。さらに「この原作自体、すごくメッセージ性が強く、それが舞台になった時にどういう風に表現できるのかという所を楽しみにしていただけたらなと思います」とファンの期待をあおった。
本作のもう一人の主人公・シロを演じるのは歌手、タレントとしても活躍する三戸なつめ。三戸はシロ役に抜擢されたことを「死ぬほど嬉しかったです!」と語ると、続けて「シロの内面の部分や頭の中をどれだけ自分が表現出来るのか、しっかりシロと向き合って挑戦していきたいと思っています」と意気込みを言葉にした。
舞台『鉄コン筋クリート』は、11月18日~25日まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演。