岡田将生、ベテラン落語家役の“色気”で魅了 『昭和元禄落語心中』初回

俳優の岡田将生主演のドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK総合/毎週金曜22時)の第1回が放送され、和服姿に老けメイクを施した岡田の艶やかな演技に視聴者から「色気たっぷりでサイコー」「色気が大洪水」など絶賛コメントがネット上に寄せられた。
【写真】岡田演じるベテラン落語の色気…『昭和元禄落語心中』第1回フォトギャラリー
本作は、累計発行部数200万部を超える雲田はるこの同名コミックを原作に、昭和から平成を舞台に活躍した落語家たちの絆や生きざまを活写するヒューマンドラマ。
戦前から活躍する八代目有楽亭八雲(岡田)は、「昭和最後の名人」と称される著名な落語家。彼は“弟子を取らない”ことでも知られていた。そんな八雲の養女・小夏(成海璃子)は、天才落語家と称された、有楽亭助六(山崎育三郎)の実子だ。
助六は昭和30年代に、芸者・みよ吉(大政絢)と共に事故で死亡。八雲は2人の間に生まれた小夏を引き取ったものの、小夏からは「親の仇」と呼ばれ、憎まれているのだった。そんな八雲の元へ、刑務所帰りの男・与太郎(竜星涼)が、弟子入り希望としてやってくる…。
第1話は昭和52年の東京を舞台に、主人公・八雲の老年期が描かれた。“名人”と讃えられながらも弟子を取らず孤独に芸を極める人気落語家を、和服姿に老けメイクを施した岡田が熱演。序盤の高座のシーンでは、穏やかな口調と、艶やかな表情、上品な所作で名作「死神」を熱演した。視聴者からは「何とも言えない色気...」「岡田くんはいつの間にあんな色気のある役者に化けていたんだ」などの声が殺到。
さらにクライマックスで八雲は、一度破門を宣告した弟子の与太郎と、養女・小夏に対して過去を打ち明けようとする。八雲は含みを持たせた微笑で「なげぇ夜になりそうだ…」と一言。狂気をはらんだ岡田の存在感に、「色気たっぷりでサイコー」「色気が大洪水。R-18にすべき」などのコメントも寄せられた。
そんな八雲に弟子入りを志願する前科者・与太郎を演じたのは竜星涼。がらっぱちだが憎めない真っ直ぐな男を体現した竜星の演技に、ネット上は「素晴らしい」「あまりにもいい役者すぎる」「これは竜星涼のターニングポイントになるのでは」などのツイートも投稿されていた。