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松坂桃李、鬼マネージャーとの10年を回想「メンタルはボロ雑巾」

映画

「第10回TAMA映画賞」授賞式に登場した松坂桃李
「第10回TAMA映画賞」授賞式に登場した松坂桃李 クランクイン!

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 俳優の松坂桃李が17日都内で、第10回TAMA映画賞授賞式に登壇。10年に及ぶ役者人生において、松坂へ厳しい言葉を投げ続けるマネージャーとの二人三脚の日々を振り返って「メンタルはボロ雑巾のようになった」と告白した。

【写真】『第10回TAMA映画賞』授賞式フォトギャラリー

 松坂は今回、『孤狼の血』や『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』の演技が評価されて最優秀男優賞を受賞。

 10年目を迎えた同映画祭と同じく、松坂の役者人生も10周年。特製トロフィーを握りしめて「初めてドラマが決まった時、チーフマネージャーから『松坂君はバーターだから』と言われた」と告白。壇上で「事務所の、売れている方の力を使って(ドラマなどに)出させてもらうやり方」とバーターの意味を自ら解説し、「(マネージャーから)『この現実を受け止めろ』と1年目で言われた」と述懐した。

 2年目には「今年が勝負。今年、ちゃんと結果を出さないと終わり」と言われ、3年目には「ここで結果を出さなければ、本当におしまいだ」と言われたと回想。10年ずっと二人三脚でやってきた同マネージャーに「けっこう精神的に辛い言葉をかけられ続けた。おかげ様で、メンタルがちょっと強くなった」とニコリ。「感謝している。メンタルはボロ雑巾のようになったけど」と付け加えた。

 『孤狼の血』については、役所広司との共演に言及。「贅沢でしたね。包み込むようで、厳しい空気もある。いてくださるだけでキュッと締まる。あの背中は大きかったなとつくづく思う」とコメント。撮影時は「役所さんの背中に食らいついていくことで精一杯だった。とにかくこの背中を追いかけていこうと思って駆け抜けた感じ」と話し、撮影終了後にもらったライターをジャケットから取り出して目尻を下げた。

 『娼年』に関してコメントを求められると「たぶんもう、濡れ場はしばらくないんじゃないかというくらいスゴい濃厚な経験だった」と照れ笑いを浮かべた。

 また今年10月には、30歳になった松坂。「30(歳)以降からは、たくさん受けた恩を、1個1個の作品に向き合って返していきたい」と前を向いた。


■主催コメント(松坂桃李の最優秀男優賞受賞の理由)
「作品ごとにまったく異なる境遇に生きる若者の姿をほとばしる情熱で息衝かせた迫真の演技は、観客を魅了した」

【第10回TAMA映画賞受賞一覧】
■最優秀作品賞
・万引き家族
・寝ても覚めても

■特別賞
・沖田修一監督、山崎努、樹木希林及びスタッフ・キャスト一同(『モリのいる場所』)
・上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同(『カメラを止めるな!』)

■最優秀男優賞
・東出昌大
・松坂桃李

■最優秀女優賞
・安藤サクラ
・松岡茉優

■最優秀新進監督賞
・今泉力哉監督
・三宅唱監督

■最優秀新進男優賞
・吉村界人
・吉沢亮

■最優秀新進女優賞
・深川麻衣
・伊藤沙莉

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