目的地を46km通り過ぎてしまったパイロット! まさかの居眠り操縦

オーストラリアで、飛行機を操縦していたパイロットが居眠りをしたために着陸地点を約46km通り過ぎてしまう事態が発生した。当時、搭乗し働いていたのはそのパイロットのみで、うたた寝をしてしまい目的地のタスマニア島を通り過ぎてしまったという。海外メディアSkyNewsが伝えた。
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その飛行機Piper PA‐31は、デボンポートからキングアイランドへのフライトで、ハイエンドのプライベートジェット観光業を営むVortex Airによるもの。
飛行機追跡機によると、その日、同機がデボンポートを午前6時21分に離陸しキングアイランドを通過。その後しばらく海上を飛行してから戻ってきた様子が記録されている。キングアイランド到着は午前7時21分だった。オーストラリア運輸安全局はパイロットの資格剥奪に関し調査を開始。機体への損傷はなかったものの、この事件は「深刻」とみなされている。
Vortex Airによると、そのパイロットにとってはその便が休職から復帰後の初のフライトだった。また同社が適切な経験を持ち航空業に適任であるとし、「過去に同じルートを何度も問題なく飛んできました」とコメントしている。