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西郷を“シサツせよ”の真意は? ネット上で議論白熱の『西郷どん』第45回

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鈴木亮平
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鈴木亮平

永山瑛太(瑛太)

 NHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第45回「西郷立つ」が12月2日に放送され、大久保利通(瑛太)が密偵に送った「ボウズヲシサツセヨ」という電報について、ネット上でも熱い議論が交わされている。

【写真】『西郷どん』第45回フォトギャラリー

 西郷隆盛(鈴木亮平)が創設した「私学校」の生徒が2000人を超えた。そんな私学校の動きを警戒する大久保(瑛太)は、中原尚雄(田上晃吉)に偵察を命じる。だが、生徒は逆に自分たちの中に密偵がいることを嗅ぎつけ、暴発寸前。だが西郷は「こんやっせんぼ(臆病者)どもが!」と、密偵など気にするなと彼らに言い聞かせる。

 中原から「ハンランノ ケハイアリ」という電信を受け取った大久保は、ある驚きの電報を返す。その中原を密偵だと見破った桐野利秋(大野拓朗)は彼を拷問にかけ、聞き出した情報をもとに政府の武器庫を襲う。突然の襲撃話を聞き、私学校に駆けつけた西郷。だが例の電報には「ボウズヲシサツセヨ」というメッセージが。西郷は中原に、「こん“シサツ”っちゅうのは、ほんのこて刺し殺せっちゅうこっか?」と尋ねる。

 SNS上では西郷演じる鈴木に対し、「演技が熱すぎてやばい」「出兵するところが泣けました」「彼そのものから、西郷隆盛を感じる」と名演を称賛する声が殺到。

 それに対し、日本か、西郷か、最大の選択を迫られる大久保を演じる瑛太には「利通になってからの瑛太の芝居の凄みに、毎週圧倒されてる」「ダークサイド演技ほんと好き」「最後のシーンで大久保が西郷への情が少しでも残ってることがわかって感動した」との意見も。

 また、政府の幹部として活躍しながら、兄・隆盛の行く末を案じる従道役の錦戸亮には「目力すごい」「涙をこぼさずに泣く」「表情で語る演技上手い」と感動する視聴者も多かった。

 毎回歴史ファンの議論を呼ぶ「シサツ」の意味についても、「刺殺?視察?」「個人的には『視察』であったと思いたい」「大久保からすると、どちらでも良かったはず」 などネット上でも熱く交わされていた。

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