スライディングでのゴール失敗! クロスカントリーで有終の美ならず?

クロスカントリーレースの優勝者が、ゴールの決め方で失敗するという事態が起こった。オランダで開催されたEuropean U23男子クロスカントリーで、1着のジミー・グレシアー(21)はスライディングでのゴールを試みた。ゴール地点の地面はぬかるんで見えたため、膝から着地しスライディングが決まるはずだったのだが、予想外の展開が待っていた。海外メディアSkyNewsが伝えた。
【写真】派手に転びながらゴールしたジミー・グレシアー
見た目の割に地面はあまりぬかるんでおらず、グレシアーが膝を地面につけても滑ることはなかったのだ。地面に捕らえられた膝はそのままに、上半身だけがそのままの勢いで前方に進んだ。前に倒れながらグレシアーの顔はゴールテープを捉え、派手に転ぶような形でゴールを迎えることになった。
この様子はヨーロッパ陸上競技連盟により「クロスカントリーのレースでゴールする悪い見本」のコメントとともにツイートされ、2900回以上「いいね」され、数百回リツイートされている。なおグレシアーは23分37秒の素晴らしい記録を残し、泥を洗い流した後にメダルを授与された。