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ジェイソン・モモアとアクアマンの深いつながり 監督「海底のヒーローとして完璧」

映画

『アクアマン』メインビジュアル
『アクアマン』メインビジュアル(C)2018 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved“TM&(C)DC Comics”

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 映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワンが監督し、43ヵ国で初登場1位を記録した『アクアマン』。俳優ジェイソン・モモアが本作の主演にふさわしい理由について、ジェイソン自身やジェームズ監督のコメントから明らかとなった。

【写真】海底人と人間のハーフの『アクアマン』場面写真

 本作の主人公アクアマンは時速160キロで泳ぐことができ、人間の150倍もの力があり、あらゆる海洋生物を操ることができる規格外のヒーロー。見た目はとっつきにくい“オレ様ワイルド系”だが、実はユーモアあふれる天然キャラだ。

 そんなアクアマンを演じたジェイソンについて、ジェームズ監督は「ジェイソンがハワイアンとして育ったことは、海底のヒーローとしては完璧です。彼は人生でずっとサーフィンをしたり、海と一緒に育ったんだ。その上、ハワイアンでありながら、ドイツや、アイルランドなどの血を引いている。それは海底帝国アトランティス人と人間のハーフであるアクアマンのキャラクターを演じるのに、とても合っているんだ」とコメント。ジェイソンの出自や育った環境が、アクアマンの設定と重なる部分があることを明かした。

 さらに監督は「ジェイソンは、子供の頃一度もどこかに属していると感じたことがなかったと最初に話していたんだ」と明かし、「ハワイにいた頃は、人々は彼があまりに白人みたいだと言ってからかった。それからアメリカの中部に引っ越したとき、人々はあまりにブラウンだと言ってからかった。彼はどこかに属していると感じたことはなかったんだよ。それはアクアマンのキャラクターの一部としても描かれているよ」と、ジェイソンとアクアマンの深いつながりを語っている。

 ジェイソン自身は、アクアマンはグループの中でうまくやっていけないキャラだと指摘した上で、「彼はアトランティスの出身だけど、人間の父親に育てられた。家を出た彼は、人間の社会で暮らすんだ。そんな時彼の周りの誰かが大けがをするとする。でも彼は地上にいる人に彼の特別な力を見せることができない。多くの人々を救おうとするんだけど、また同時に多くの人々を失ってしまうんだ」と説明。

 続けて、「そういう彼の少し複雑な状況がアクアマンのキャラクターを魅力的にするんだ。なぜ彼には欠点があるのか? なぜ彼はどうパワーを使ったらいいのか分からないのか? そしてなぜ彼は王ではないのか? アクアマンには僕がすごく興味を引き付ける要素がたくさんあったんだ!」と、アクアマンのヒーローらしからぬ人間臭い魅力に引かれたことを告白している。

 オーストラリアで行われた撮影では、毎朝撮影前にサーフィンをしに行ったというジェイソン。「僕はアクアマンとして海に行ったんだよ(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントを残した。

 先日公開されたアクアマンの故郷初訪問のシーン映像では、深海魚を模した潜水艇に乗ったアクアマンの眼前に美しくまばゆい光を放ち、未知のテクノロジーに満ちたアトランティスが登場。今までに見たことがないスケールで広がる海底都市の映像が初披露された。

 ジェイソンが自身の人生を反映させることによって完成させたアクアマンが、どのような活躍を見せるのか期待したい。

 映画『アクアマン』は2月8日より全国公開。

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