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『いだてん』第5回、森山未來によるマラソン実況が「うますぎ」と話題

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 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の第5回「雨ニモマケズ」が3日放送され、美濃部孝蔵役の森山未來のマラソン実況中継が話題となった。

【写真】森山未來の実況に反響! 『いだてん』第5回フォトギャラリー

 オリンピック予選会が始まった。三島弥彦(生田斗真)は家族からの反対に遭い、やむなく審判員を務めていたが、競技に飛び入り参加。短距離走のタイトルを総ナメにする。

 最終競技のマラソンでもハプニングが続出。早慶などの大学生ランナーが多い中、車引きの清(峯田和伸)は早稲田と偽り参加。空腹に耐えかねた野口(永山絢斗)は途中、店に立ち寄り、つまみ食い。脱水症状に陥った井手伊吉(げんきーず・宇野けんたろう)は、のんきに水浴び。

 四三(中村勘九郎)も足袋が破れたり雨で帽子の塗料が落ち、隈取のように顔が真っ赤に。それでも驚異のペースでほかのランナーを次々と抜きさり、優勝。当時の世界記録は2時間59分だったが、何と2時間32分という大記録を打ち立てる。

 そんなマラソンの“語り”を務めたのが、古今亭志ん生の若かりしころである美濃部を演じる森山。「こちら折り返し地点、折り返し地点です。現在、金栗、なんと4位につけております」、「トップを走る佐々木、2位の四三、その距離、わずか50m!」など、実際のレースさながらに白熱実況。SNS上では「森山未來の実況うますぎ」「もう大河ではない。 でも面白い!!」「最高でした」と絶賛の声が。

 四三と同郷の美川を演じる勝地涼にも注目が。幼馴染がヒーローになったことがうれしい反面、寂しいのか、伏し目がちに「い、一躍、ときの人じゃないか。どうだい金栗氏、気分は?」と問いかけたり、小さく拍手したり、悲哀の漂う演技に、「キャラ作り上手いなぁ」「勝地涼をキャスティングした人にありがとうを言いたい」「空気感が結構ツボ」といった意見も。

 四三の足袋を作り喜ぶも、その品質を本人からダメ出しされ激怒する「播磨屋」主人・黒坂辛作役のピエール瀧にも「キレかたがよかった」「江戸っ子っぽくてたまらない」「ピエール瀧さんの職人気質がいい」など高い評価が寄せられていた。

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