山﨑賢人「全力で応えるしかない」 アニメ映画『二ノ国』で声優初挑戦
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俳優の山﨑賢人が今夏に公開予定のアニメーション映画『二ノ国』で主人公の声優を務めることが9日、分かった。自身初の声優に挑戦する。同日行われた発表会見に出席した山﨑は「まさか声優のお仕事が僕にいただけるとは思っていなかった。これから声を録るが、初めてなのでどういった場所で、どういうふうに作っていくのか分からない。そこを楽しみながら素敵な『二ノ国』という作品を作り上げることにワクワクしています」と意気込んだ。
【写真】山﨑賢人、映画『二ノ国』で声優初挑戦!
『二ノ国』は、「妖怪ウォッチ」「レイトン教授」シリーズを手がけたレベルファイブより発売されたRPGゲームで、2010年に「二ノ国 漆黒の魔導士」、続編となる「二ノ国II レヴァナントキングダム」などがリリース。スタジオ・ジブリが制作協力、久石譲氏が音楽を担当した。
レベルファイブCEOの日野晃博氏は「二ノ国は10年前にゲームとして発表したが、映画化は常に意識していた。商業的な意味合いを抜きにしても本当にいい作品なので、映画化するにあたり作品として素晴らしいものを作れるプロジェクトを立ち上げた。発表から10年からの映画化、非常にうれしい」と喜んだ。
山﨑が演じる主人公・ユウは、車イスで生活する成績優秀の高校生。そのほかの登場人物としてユウの親友・ハル、ユウとハルの幼なじみ・コトナが発表された。ストーリーは、ユウとハルが、コトナを巡るとある事件をきっかけに現実と“もう一つの世界・二ノ国”を行き来するようになり、「究極の選択」を迫られていく…というもの。映画の製作総指揮と原案・脚本は日野氏、監督はスタジオポノックやジブリ作品で活躍した百瀬義行氏、音楽は久石氏がゲームに続いて務めることが明らかになった。
山﨑を主演にキャスティングした理由について、プロデューサーの小岩井宏悦氏は「(ユウ役は)演技の幅が相当広くないとダメ。山﨑さんは明らかに今の演技力でいうと若手ナンバーワンなので、どうしても彼にお願いしたかった」と明かす。山﨑は「本当に恐れ多い。とても光栄ですし、初めての声の仕事でこんなに素晴らしい方々とご一緒できるのは恵まれている。その分全力で応えるしかない。頑張りたい」と気合十分に語った。
まだ製作途中だが、日野氏は「いい作品になっている」と自信をのぞかせる。さらに「ゲーム原作でアニメや映画はたくさん作られているパターンがいっぱいあり、それぞれ世界観が繋がっていることが多い。この映画はゲームが原作だが、映画は全く違う内容」と明かし、「クロスメディアの新しいアプローチになるのでは、と思っている」と新たなメディアミックス展開を示唆した。
アニメーション映画『二ノ国』は今夏公開予定。
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