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草なぎ剛、女好きなダメ親父役で新境地 40過ぎての“成長”も明かす

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映画『まく子』完成披露上映会舞台挨拶に登壇した草なぎ剛
映画『まく子』完成披露上映会舞台挨拶に登壇した草なぎ剛 クランクイン!

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 草なぎ剛が20日、都内で行われた映画『まく子』完成披露上映会に山崎光、新音、須藤理彩、鶴岡慧子監督と共に登壇。草なぎは劇中、女好きなダメ親父ながらも、息子の成長を温かいまなざしで見つめる父・光一に扮しているが「新境地を切り開くことができたのかな」と満足そうな表情を浮かべていた。

【写真】映画『まく子』完成披露上映会舞台挨拶フォトギャラリー

 本作は、直木賞作家・西加奈子の同名小説を映画化。小さな温泉街に住む少年・サトシ(山崎)が、転入してきた不思議な少女・コズエ(新音)との出会いを通じて、成長していく姿を描いた人間物語。草なぎは「ピュアな心が詰まった映画」と強調するも「僕は浮気するダメ男なんです」と苦笑い。

 とは言いつつも、この日は息子役を演じた山崎や謎の美少女役の新音に対して、常に優しく声をかけるなど優しい心配りを見せる。そんな草なぎに山崎は「すごくオーラがあって現場では頼りになりました。初めての主演でしたが、とても心強かった」と感謝の言葉を述べる。

 さらに撮影時より8センチも身長が伸び、声変わりもしている山崎に対して草なぎは「撮影のときと違いすぎ。時間が経っているんだなと実感した」としみじみ語るが「でも僕も最近身長が2センチ伸びたんです。40歳を過ぎても成長するんだよ」と発言し、会場を笑わせていた。

 また山崎や新音らがしっかり原作を読んで作品に臨んだことを明かすなか、草なぎは昨日、飛行機のなかで原作を読破したことを明かす。須藤が「今なの?」と突っ込みを入れると、草なぎは「逆から行くみたいな…。でもやっぱり鶴岡監督はすごい。原作をこんな素晴らしい形で映像化するなんて」と映画の出来に太鼓判を押していた。

 映画『まく子』は、3月15日公開。

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