英カルチャー・クラブのボーイ・ジョージ、伝記映画が制作へ

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2018年はクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』で盛り上がった映画界。今年はエルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』が公開されるが、1980年代に「カーマは気まぐれ」や「イッツ・ア・ミラクル」などのヒット曲を飛ばした英バンド、カルチャー・クラブのヴォーカル、ボーイ・ジョージの伝記映画が制作されるという。
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抜群の歌唱力に加えて、奇抜なファッションとメイクでインパクトのあるボーイ・ジョージ。バンドの成功で名声を手に入れた一方で、ドラッグ問題やゲイ専門サイトで知り合った男性を監禁した容疑で逮捕・投獄されるなど、人生の酸いも甘いも経験している。
Varietyによると、MGMスタジオのもと、映画『クリミナル・タウン』や『ヒッチコック』のサーシャ・ガヴァシが監督と脚本を兼務するという。ボーイ・ジョージは製作総指揮を務める。
映画はアイルランド系の労働者階級の家庭で育ったボーイ・ジョージの少年時代や、バンドでブレイクする姿などを描くという。映画制作の報道後、ボーイ・ジョージは「バスで寝て、学校をサボり、その後1億5000万枚のレコードを売った、エルサム(原文はElthanと誤記)出身の少年を描くMGMスタジオの映画。本当にすばらしい。それにもっと語ることはあるよ!」とツイート。自身の半生が映画化されることに興奮している様子だ。
現時点でキャストや撮影時期などの詳細は明らかにされていない。