『いだてん』22回、見事な体格の人見絹枝登場 四三や教え子たちは…

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NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、今週放送の第22回「ヴィーナスの誕生」では、東京府立第二高等女学校で、四三(中村勘九郎)の熱血指導によって女学生たちがスポーツに打ち込んでいた。そんな女学生たちや四三の前に衝撃的な人物が登場する。
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四三の教え子・富江(黒島結菜)たちは全国的なスポーツアイドルとなる。だが、その前に日本女性離れした見事な体格の人見絹枝(菅原小春)が立ちはだかる。四三の指導を手伝うシマ(杉咲花)も大きな悩みを抱え、それをスヤ(綾瀬はるか)に打ち明ける。
一方、真打昇進を果たしても、すさんだ生活を送る孝蔵(森山未來)には見合い話が舞い込む。
先週放送の第21回「櫻の園」では、四三はアントワープ五輪が終わったあと、第一次世界大戦の傷跡が生々しいベルリンを訪れていた。そこで目にしたのは、戦災に負けずにたくましくスポーツを楽しむ女性たちだった。その姿に大いに刺激を受ける四三。帰国すると妻・スヤから、引退して熊本に帰るよう頼まれるが、その胸には日本に女子スポーツを根付かせるという固い決意が生まれていた。四三はスヤと口論になるが、東京で一緒に暮らしたいという四三にスヤも同意する。
第二高等女学校に赴任した四三。女子ばかりの環境に最初は気後れしつつも、放課後に体育を教えようと意気込む。だが生徒たちの心をなかなかつかむことはできず、ついには生徒の富江から「みっともないからやめてくれ」と忠告される始末。生徒たちの多くは、学校を中退して早く嫁ぐことが女子の理想と考えていた。
そんな彼女たちに槍投げを試すように勧める四三。すると、その面白さに興味を持ち始める生徒たち。そして富江の快投をきっかけにスポーツの楽しさに目覚め、校内のスポーツ熱は一気に高まっていく。四三の同僚となっていたシマも、婚約者の増野(柄本佑)の理解もあり女子スポーツの推進に意欲を見せる。そして四三の媒酌で結婚する、という内容だった。
NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第22回「ヴィーナスの誕生」はNHK BSプレミアムにて6月9日18時、総合テレビにて20時放送。