ウィル・スミスがセリーナ・ウィリアムズの父親を演じる伝記映画、監督が決定

米女子プロテニス選手ビーナス&セリーナ・ウィリアムズを育て上げた父親のリチャード・ウィリアムズ氏の半生を描く映画『King Richard(原題)』。映画『スーサイド・スクワッド』の俳優ウィル・スミスが主演し、映画『Monsters and Men (原題)』のレイナルド・マーカス・グリーン(Reinaldo Marcus Green)が監督を務めることが決まったと、米ワーナー・ブラザースが発表した。
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ウィルがウィリアムズ氏を演じ、製作も務めることは、Deadlineなどが今年3月に報じていた。監督の決定と併せて、2020年11月25日より全米公開されることが発表になったという。同作ではウィルの義妹ケイレブ・ピンケットが製作総指揮に名を連ねる。
今や女子プロテニス界の伝説となったセリーナとビーナス。ウィリアムズ氏はテニス経験がなかったにもかかわらず、娘たちが4歳ごろに78ページにわたるテニス選手養成計画を執筆。逆境や偏見を乗り越えながら2人を歴史に名を残す名選手に鍛え上げた。映画はそんなウィリアムズ氏の半生を中心に描くとのことだ。
ウィル以外のキャストは不明。監督が決まり、姉妹を演じる子役や女優探しに拍車がかかりそうだ。
日本であまり知られていないグリーン監督は、2018年のサンダンス映画祭で上映された映画『Monsters and Men (原題)』で長編監督デビュー。同映画祭では審査員特別賞を受賞している。