ロマコメの名作『セレンディピティ』、ドラマ企画が進行中

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俳優のジョン・キューザックと女優のケイト・ベッキンセイルが共演した2001年のロマンティック・コメディ『セレンディピティ』。米NBC局でドラマ企画が進んでいると、The Hollywood Reporterが報じた。
【写真】懐かしの『セレンディピティ』(2001)フォトギャラリー
マーク・クライン脚本、ピーター・チェルソム監督メガホンの『セレンディピティ』。ニューヨークを舞台に、偶然の出会いを繰り返した男女ジョナサンとサラが、運命の再会にかけて互いの連絡先を教えずに別れる。数年後、2人はそれぞれ婚約者や恋人がいるが、相手を忘れられないままでいた。果たして再会して恋を成就することができるのか…。日本では2002年に公開され、世界興行収入7750万ドル(約82億円)のヒットとなった。
ドラマ版は映画を制作したミラマックのテレビ部門が制作するという。日本未リリースのテレビ映画『Legends of the Hidden Temple(原題)』の脚本家ジョニー・ウマンスキー(Jonny Umansky)が脚本を執筆し、製作総指揮を務めるとのことだ。
ストーリーは映画版の流れに沿う模様。ある夜に運命的な出会いを果たし恋に落ちながら、事情によって別れ別れになったハリーという男性とクレアという女性が、何年もかけて互いを見つけようと奮闘するさまを描くという。主要キャラクターを演じるキャストなどは不明だ。
ミラマックスでは本作のほかに、1980年代のヒット青春映画『セント・エルモス・ファイアー』のドラマ化も進めている。